認知機能検査と高齢者講習対策学習

認知機能検査とは
高齢者講習では、主に運転知識や動体視力、認知機能などを問われます。
運転知識が自動車運転に必要な知識を指し、動体視力は目標物から視線を外さず識別を継続する能力のことです。
認知機能は、記憶力及び判断力を意味するのが一般的でしょう。
運転知識や動体視力、認知機能は、いずれも自動車を運転する上で非常に重要な能力です。
知識を欠くのは、あってはならないことです。
動体視力がなければ、通行人、対向車や後続車、信号、標識など、決して見逃してはならないものも見逃しかねませんので、自動車免許更新時には、確認されています。
また、運転知識や動体視力があっても、認知機能なくして安全に運転することは望めません。
認知機能の衰えは当人が自覚しにくいこともあって、高齢者講習の一環で認知機能検査が実施されるのです。
高齢者講習対策学習≒認知機能検査対策学習
基本的に自動車免許更新に伴って実施される高齢者講習は、運転知識や動体視力については、通常の自動車免許更新時の講習から大きく異なる内容ではありません。
よって日常的に問題なく運転をこなせているのであれば、基本的な交通安全の知識を反復しましょう。
視力が低下した場合には、眼鏡やコンタクトレンズで補えば問題ありません。
しかし、自覚しにくい認知機能に関しては、高齢者講習に認知機能検査が組み込まれており、明確に判別されます。
よって認知機能の低下を防いだり、練習問題を解いたりといった対策が必要です。
高齢者講習対策には、運転知識や動体視力への対策も含まれるものの、ほぼ認知機能対策学習と言っても過言ではないでしょう。